TLS測量とは

TLS(地上型レーザースキャナー)測量とは、レーザー光を対象物に照射し、その反射光を受信することで3次元の位置情報を取得し、高密度な点群データを短時間で収集する測量技術です

TLS測量の特徴

・短時間で高密度・広範囲の点群データを取得
・高い測量精度
・面的な計測が可能
・後日のデータ再利用が容易
・現場での作業負担軽減
・視覚的に把握しやすいデータ表示
・施工管理や品質管理の効率化

TLS測量の流れ

標定点設置

測量範囲を囲うように標定点及び検証点を現場に設置します。

TLS測量

レーザーを照射し、現場の点群データを取得します

データの統合

取得した複数の点群データを標定点の座標を元に統合します。

データの処理

不要な点群(ノイズ)をフィルタリングします。
これによって、正確な出来形データを得られます。

結果の確認

最終的なデータは現地の確認や横断図等の作成、出来形作成などに使用できます。

所有機材

機種名VZ-400i
測定方法タイム・オブ・フライト
測定距離250m
測定精度±5mm
測定レート1200kHz
スキャン範囲水平360°・上下100°
機種名VZ-600i
測定方法タイム・オブ・フライト
測定距離220 m
測定精度±5mm
測定レート2200 kHz
スキャン範囲水平360°・上下105°

所有ソフト

種別保有台数メーカー細別
ICT(TLS・UAV)計画ソフト2ライセンス福井コンピュータTREND ONE
TLS解析ソフト11ライセンスRIGELRiSCAN PRO
設計面作成ソフト1ライセンス福井コンピュータTREND-CORE
設計面作成ソフト2ライセンスAutodeskAutoCAD CIVIL3D
ICT出来形管理ソフト2ライセンス福井コンピュータTRENDPOINT
切削オーバーレイシステム2ライセンスエスエイピーPAVEⅡ

料金

¥150000(外業半日、内業半日)